最近、ICタグを貼付した本や資料のセルフ貸出機、返却機のシステムを導入し、より利用しやすくなった図書館が増えてきました。自分で貸し出し処理をすることでプライバシーの保護になり便利になります。全館休館していた町田市内にある7カ所の町田市立図書館が5日に、セルフ貸出機、返却機のシステムを導入して開館します。
セルフ貸出機、セルフ返却機、予約照会機の設置をするとともにHPがリニューアルした町田市立図書館。
原町田中央通りの同中央図書館には9台の貸出機、2台の返却機が配置されます。セルフ貸出機、返却機の導入により、混雑が多かったカウンターでの利用登録や資料に関する相談等がより便利に。「操作は子供が1人でも行える利用しやすいもの。利用券を忘れずに図書館に来てください」と職員の吉岡さん。
また、中央図書館と鶴川駅前図書館には、セルフ予約資料受取コーナーが新設され、予約資料の照会から貸し出し手続きまで自分で行うことができます。5月に開館する忠生図書館にも設置する予定です。
セルフ貸出機、セルフ返却機は文学館以外の同市内図書館に導入。普段使っている利用券で簡単に手続きでき職員を介さないためプライバシーが保護されます。
図書館HPはマイページ機能、キーワード登録ができる新着図書お知らせサービス、読書記録の保存、読みたい本をリストにする等新しい機能が充実し、ますます本が身近になりそうです。