かつては〝趣味の王道〞といわれていた切手収集。現在も切手やはがき等をコレクションする根強いファンがいます。世界各国の切手収集や郵便にまつわる研究を楽しむ日本郵趣協会町田支部が8月22 ~ 26 日、町田市立国際版画美術館市民展示室で「町田趣味の切手展2018」を開催します。
入場無料。まだまだ暑い夏ですがお出掛けしませんか。
8月22~26日町田趣味の切手展
2018町田市立国際版画美術館で

会員の長峰さんは花等の切手を組み合わせて額装に
主催の日本郵趣協会町田支部は1990年から活動を始め、現在の会員は12人。切手や手紙にまつわるそれぞれの研究や楽しみ方の発表、情報交換等の活動を定期的に行い、新規会員も募集中。

ヨーロッパの花の切手
会員の一人で、町田市在住、元高校教師の長峰重久さんはヨーロッパやアジアの歴史上の人物や出来事が描かれた切手を収集。「切手の絵柄には歴史を反映しているものが多く、その国の社会や文化、時代を読み取ることができるのがおもしろい」と話します。登山が趣味でもあり、さまざまな高山植物が描かれた世界中の切手のコレクションも見事。自分が興味のあるテーマで、切手やはがき、消印等を集めるのも収集の楽しさとのこと。他にも、あまり出回らない印刷の傷やずれがある切手を集めたり、地域限定の図柄の消印を集めたり、手作りの便箋・封筒にこだわる等、会員それぞれのテーマはさまざまです。

日本郵趣協会町田支部のメンバー=昨年の切手展で
今回は会員の貴重なコレクションが展示され、大人から子供までが楽しめる内容です。鉄道や昆虫をテーマにしたコレクション、世界の初期の切手等や研究成果が一堂に並び、子供の夏休みの自由研究のテーマにもなりそうです。
郵便関連の冊子や使用済み切手プレゼントも用意。開催時間は8月22日正午〜午後5時。23〜26日10時〜午後5時。問い合わせは長峰さん(電090・3513・5450)へ。
卒業大学別歌合戦とオペラ仮面舞踏会
町田イタリア歌劇団
町田市民フォーラムで8月に町田イタリア歌劇団主催の次のコンサートを開催。
12日午後1時は好評の対戦型コンサート第5弾、卒業大学別の歌合戦です。工藤和真(写真)等の芸大、国立、昭和、洗足、その他の5チームに分かれパフォーマンスを披露、観客から一番多くの支持を受けたチームが優勝という参加型イベント。2000円。 第19回公演オペラ「仮面舞踏会」は、18、25日の2回公演で各午後1時開演。ヴェルディの傑作オペラで、主役リッカルドに藤原歌劇団の及川尚志、二期会の谷川佳幸、プリマに初出演の実力派高原史乃、藤原歌劇団の宮川典子、バリトンは木村聡、二期会の井上雅人が出演。3000円。
どちらも予約は同団(電090・1734・8116=柴田さん)まで。