都南自動車教習所が開講
近年の高齢者ドライバーによる事故増加の原因の一つとして、加齢に伴う認知機能の低下が挙げられます。年齢を重ねても運転が続けられるよう、認知機能の向上、維持を目的とし、脳若トレーニングの講習を始めた自動車教習所があります。

iPadを使用して指で書いたり体操をしたりする脳若トレーニング
29日と2月5日に無料体験受け付け
座間市緑ケ丘4の20の1、都南自動車教習所(電046・253・5151)では、一昨年5月に「脳若トレーニング」を導入。「みつおか式」を取り入れたiPadを使ったアプリ等でインストラクターが脳のトレーニングを指導し、認知機能の不安やトレーニングの希望があれば、年齢や運転免許の有無に関係なく受けられます。
同教習所では免許取得の教習に加え、交通安全啓蒙を目的とした神奈川安全運転研修センターを隣に設立し、高齢者講習や免許保有者向けの講習の場として活用。さらに「なるべく長く安全に運転を続けてもらいたい」との思いから、運転だけでなく認知機能の向上にも注力し、高齢者施設等を回り、脳若トレーニングの体験講習を開始。
今日の日付、漢字や計算等の記入式問題、iPadのアプリを使用してのトレーニングや座りながらできる体操他、1時間の内容で、指を使って文字を書いたり操作したりを重要視します。「いっぱい脳を使った、という感じがします」と参加者。
点数はつきませんが回を重ねるごとにレベルが上がることで意欲的になる上「携帯端末に対する抵抗も無くなり、さまざまなものに興味が出てくる人もいます」とインストラクターの梨子本稚子さん。
参加費1回1080円ですが、1月29日、2月5日午後1時から先着各8人に限り、読者無料体験。予約を受け付け中。