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防災の日を機に備えを見直そう

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町田市防災課に聞きました

日ごろから災害の備えとして、水や食料等を準備している人も多いのではないでしょうか。9月1日の防災の日に合わせ、災害に対する備えについて町田市防災課職員に話を聞きました。この機会にあらためて考えてみては。

「少量で高カロリーが摂取できる甘い嗜好
(しこう)品は非常食に最適」と井谷さん


効果的な災害対応のバランスは、自分や家族で備える“自助”が7 割、近隣住民等の“共助”が2割、行政等の“公助”が1割とされます。

ライフラインが止まり、家屋の倒壊や火災等の被害がない場合は、避難施設ではなく自宅で過ごすことを基本とし、最低3日間分の備えをしましょう。水は1人1日3リットル、食料は非常食の他、レトルト食品や缶詰等長期保存食を普段から多めに購入し、消費したら買い足すという“ローリングストック(回転備蓄)”にすれば期限切れの心配がありません。

水道が止まった場合は、段ボールとビニールでも簡易トイレが作れます。都市ガスは復旧まで1~2カ月と想定されるので、冬のことも考え、ガスが止まってもカセットコンロ等加熱ができるものがあると安心。

非常用持ち出し袋には、貴重品やラジオ、懐中電灯等の他、アレルギー対応ミルクや薬、お薬手帳等手に入りづらい特殊なものを準備しておきましょう。「口腔ケアは非常時も重要なので、歯ブラシも忘れずに」と町田市防災安全部防災課の井谷俊之介さん。

同市では1981年以前に着工の木造住宅を対象に耐震化助成も。建物倒壊の他、家具の転倒による被害も多く、「大型の家具や家電等は固定し、食器棚には食器飛散防止に留め具を付けて家具転倒防止や耐震化等の対策をしましょう」。

「日常から“今災害が起こったらどうするか”を考えることが大切です」とも。自宅や会社、学校等にいる時だけでなく、通勤通学時に発生した場合等も想定しておきましょう。家族で集合場所を決める場合は「○○小学校の校庭の鉄棒」といった具体的な場所に。防災マップは各市等で配布しています。問い合わせは町田市防災課(電042・724・2107)へ。

近隣4市の防災訓練

写真はそれぞれ前回

○町田市(電042・724・2107=防災課)

8月27日午前9時~11時半、相原町2018の相原中央公園がメーン会場に。2017年度町田市総合防災訓練。震災演習、初期消火や応急手当等訓練体験、防災関係展示等。

○相模原市(電042・707・7044=危機管理局緊急対策課)

9月3日午前10時~11時半、淵野辺公園隣接地他で、平成29年度相模原市総合防災訓練(兼)第38回九都県市合同防災訓練(相模原市会場)。さがみはら1分間行動訓練や自衛隊、在日米陸軍他防災関係機関と連携した訓練、救援物資集積・配送センターを拠点とした救援物資集積配送訓練等。午前9時~正午に防災フェアも。

○座間市(電046・252・7395=危機管理課)

9月2日午前9時~11時半、平成29年度座間市総合防災訓練。相模が丘小学校の中央会場では訓練の他、陸上自衛隊装備品の展示や自衛隊カレーの試食。サニープレイス座間では災害支援ボランティアセンター開設、同日午前8時はかながわシェイクアウトも。

○大和市( 電046・260・5728=危機管理課)

8月26日午前9時~正午、鶴間駅近くの大和市立大野原小学校で平成29年度防災フェスタ2017。ファットバイク隊も登場する消防総合訓練他、地震、降雨、土砂の自然災害体験車等による体験や展示等。


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