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Channel: 町田・相模原版 –ショッパーWEB
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身近な山でハイキング 町田市最高峰の草戸山

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高尾山へのコース等ルートいろいろ

8月11日は国内で最も新しい祝日である「山の日」。海の日にいて“山に親しむ日も作ろう”と、昨年制定されたばかり。山の記念日に合わせて、穴場スポットといわれる町田市最高峰の草戸山を、大地沢青少年センターの田中伸明さんに案内してもらいました。

相模原方面に下りていけば城山湖の勇壮な姿を間近に眺めることも


草戸山の標高は364メートル。「明治の森」と呼ばれ、ミシュラン三ツ星にも輝く高尾山に連なり、雑木林、境川の源流、城山湖、多種多様な草花や鳥や昆虫達といった夏山の魅力があふれています。

草戸山の山頂からは、草戸峠を抜けて高尾山に向かうコースや、城山湖畔をたどるコース等、さまざまなルートを選ぶことができます。

スタート地点の町田市相原町5307の2、大地沢青少年センター(電042・782・3800)から山頂までは約30分の道のり。「急な尾根道もありますが、幼稚園児も元気に登っていきますよ」と田中さん。急坂には道沿いにロープが張られ、休憩用のベンチが各所にあるので、無理なく登ることができます。

境川の源流を見ることができる場所で涼めます

木々がうっそうと茂る山道は、昆虫や鳥達の宝庫。山頂は町田市、相模原市、八王子市の分岐点。草戸峠まで足を延ばせば、高尾山が目の前に広がり、晴れた日には筑波山や秩父の山々も見えます。また、相模原方面に下りて行けば、城山湖(本沢ダム)の勇壮な姿を間近に眺めることもできます。

「ヘビやハチはハイキングロードを外れなければ心配ない」と田中さん

地元ではおなじみの境川の源流が見られるのも魅力の一つ。高尾山の小仏峠からその名を付けた、町田市で最も古い地層である小仏層をつたって、清らかな水が流れ下っていきます。

源流近くには広く市民に親しまれているキャンプ施設があり、夏休み中はキャビンもテントサイトも大人気の憩いの場になっています。

木々が生い茂る整備された山道を歩きます


景色や野鳥観察、森林浴などを堪能しながら、ゆっくり山歩きを楽しんでも、約3時間。気軽に自然体験ができるので、毎週訪れる人も多いという話にもうなずけます。 「水分補給をしてください。枝葉等でのけがの防止やハチ対策のために、長袖長ズボンをお勧めします」とも。ルールを守り、この夏のプランに楽しいプチ登山を加えてみてはいかがでしょうか。

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