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Channel: 町田・相模原版 –ショッパーWEB
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パラリンピック銀メダルの鹿沼由理恵さん 町田市市民栄誉彰に

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リオ2016パラリンピック競技大会で銀メダルを獲得した町田市出身・在住の鹿沼由理恵さんが、同市で6人目となる市民栄誉彰に。10月21日に、同市役所で市民栄誉彰贈呈式と銀メダル報告会が行われました。
町田市市民栄誉彰贈呈式で盾を持ち笑顔の鹿沼さん

町田市市民栄誉彰贈呈式で盾を持ち笑顔の鹿沼さん

鹿沼さんは自転車女子タンデム個人ロードタイムトライアル種目(視覚障がい)での銀メダルで、町田市出身のアスリートとしては五輪・パラリンピックを通じ初。「市民にとっての誇り。パラリンピックの気運を盛り上げた」と同市長の石阪丈一さんが話すと、来場者に向かって「応援してくれた町田の皆さんのお陰です」と鹿沼さん。

前席にパイロットといわれる一般の選手、後ろの席に視覚障がいの選手が乗るタンデム自転車での競技に、競輪選手の田中まいさんと出場。変速ギアのトラブルに見舞われながらの銀メダルに加え、タイムトライアルと個人パーシュート2種目での入賞も果たし「田中さんがいてこそやり抜けた」とコメント。田中さんからのメッセージや、両親への感謝の思いに涙を見せる場面もありました。さらに、視覚障がい者に配慮された音の鳴るメダルで“銀の音”を披露し、会場をわかせました。

タンデム自転車後方に乗る鹿沼さん

タンデム自転車後方に乗る鹿沼さん


元はクロスカントリースキーヤーで、2010年のバンクーバーパラリンピック冬季競技大会では入賞を果たしましたが、練習中の事故で左肩を負傷し、パラサイクリングへ転向。世界選手権等で優秀な成績を重ね、けがもありましたが、今回に至りました。はにかんだ笑顔で「けがはよくするんです」とも。

今後については「2020年のことはまだ考えていませんが、日課として練習を続けています。市内の次世代スポーツ選手の育成にも力を入れたい」と話します。

パラ競技を応援し続けたい
まくらぼ代表取締役 齊藤淨一さん

まくらぼのマットレスを持参で遠征に出掛けるという鹿沼さん(写真左)と田中さん

まくらぼのマットレスを持参で遠征に出掛けるという鹿沼さん(写真左)と田中さん


原町田中央通り、オーダーまくらとふとんの店まくらぼ町田店(電042・732・6665)に、パラサイクリングの鹿沼さんが来店したのは3年前のこと。海外遠征に出掛けるからと、マットレスとオーダー枕を注文。その後、メダルを持って試合結果の報告に来店してくれました。

まくらぼは、鹿沼さんを通じて、日本パラサイクリング連盟の公式スポンサーになり、さらに応援を続けてきました。同代表の齊藤淨一さんは応援にリオへも。「パラの選手達はスポーツマンとして格好良い。試練を乗り越えているからこそ謙虚で、ポジティブで強い心を持っていて、逆に勇気をもらえます」と話します。“日本を朝から元気にする”ことを使命、目的として、健康と笑顔を手助けする同店。「リオでも、パラ競技は注目度が低かったのが残念。まくらぼは、これからもパラアスリートを支援していきたい」とも。さらに、スポーツを通じて快眠サポートを続けていくそうです。


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