今年も残りわずか。何かと忙しい師走の大掃除を、今のうちに始められるところから掃除しておくと、年末は楽に過ごせます。町田友の会会員に聞いた簡単な掃除法を、読者モデルの黒岩まゆさんに紹介してもらいます。
台所のガスコンロ回り等の油汚れにプリン状石けん
プリン状石けんをガスコンロの五徳や、鍋・やかんの焦げ付き等にへら等でそのまま塗り付け、しばらく放置。汚れが浮き上がったらアクリルたわし等でこすって落とします。
アルカリ性の石けんは、たんぱく質や油汚れ等を落とすのに向いています。
フローリングや壁、窓等に半乾き雑巾
![20161118a-2](http://www.shopper.jp/w/wp-content/uploads/2016/11/20161118a-2-200x142.jpg)
古タオルを半分だけ水につけて、ぬらした部分を固く絞ります。絞った面が内側になるように畳み、もう一度絞ります。拭いたものに湿気を与えすぎず、汚れを吸収。フローリングの床、壁、窓、照明等、たいていの素材に使えて便利です。 雑巾を縫わなくてよいので、準備も簡単。
浴室等の黒カビは歯ブラシで
浴室に多い黒カビは、死滅しても黒い色素が残りがち。カビが生えてしまったら、重曹を粉末のまま振り掛け、水でぬらした古歯ブラシ等でこすります。色素が残る時は、トイレットペーパーを2、3枚重ねたもの等に酸素系漂白剤を染み込ませて20~30分湿布した後、再度こすります。最後にアルコールスプレーで殺菌。
カビは長く放置すると、強力な塩素系漂白剤等を使うことになりますが、それでも完全に取り除くのが難しい上、目地やサッシを痛めます。 掃除できれいにしたら、日ごろから汚れを残さず、乾燥や低温を心がけて予防しましょう。
◆撮影協力/相模原市南区古淵6の3の9、総合住宅展示場相模原・古淵ハウジングステージ(電042・701・4684)、重量鉄骨ラーメン構造の3階建て旭化成へーベルハウス。展示場では15のモデルハウスが見学可。