ホールや図書館
文化の発信地として誕生
大和市で従来の枠を超えて、文化の発信地の役割を担う大型公共施設が11月3日、大和駅の近くに誕生しました。ホールや図書館等の機能を融合し、子供から高齢者まで幅広い世代の人達が集う交流の場を目指します。
大和市大和南1の8の1、地上6階地下1階の大和市文化創造拠点シリウスは芸術文化ホール、図書館、屋内こども広場、生涯学習センター等を一堂に集めた新しいタイプの公共施設です。
芸術文化ホールのメインホールは1007席で、本格的なクラシックコンサートから落語まで開催予定が目白押し。サブホールは座席を収納してフラットスペースになり、展示やイベント等にも利用できます。
ギャラリーでは12月3日まで、同市にゆかりのあるイラストレーター「及川正通イラストレーションの世界」展が開かれています。雑誌ぴあの表紙の変遷や、市バスのろっとのイラスト等を紹介します。入場無料。
げんきっこ広場は、玩具メーカーのボーネルンドがプロデュース。サイバーホイールやエアトラック等の遊具で、3歳児から小学校2年生までの子供と親子で安全に楽しく過ごせます。利用料金は市外在住の子供2時間300円、大人400円他。絵本や紙芝居等がそろうこども図書館には、1階のカフェで購入した食べ物を持ち込むことができます。
図書館は、さまざまなジャンルからの幅広い蔵書が並び、ICタグによる蔵書管理を導入。また、健康をテーマにした健康都市図書館として、介護ロボットの展示や、血圧や骨密度測定のできる「健康度見える化コーナー」を開設。館内で医療講演会等も実施する予定です。