秋も深まり、外へ出掛けるのに好適な時季になりました。11月3日は文化の日ということもあり、近隣のミュージアムではさまざまなイベントが企画されています。芸術の秋、気軽な気持ちで出掛けてみませんか。
町田市民文学館ことばらんど
町田市原町田4の16の17 電042・739・3420
開館10周年記念秋の特別企画展「八木重吉―さいわいの詩人(うたびと)―」展が、12月25日まで開かれています。
同市相原町に生まれた八木重吉。キリスト教信仰に貫かれた清澄で至純な詩は多くの人々の心に響き、今なお読み継がれています。同展では、その29年の短い生涯と作品の数々を紹介します。
一般400円、大学生・65歳以上200 円、高校生以下無料。会期中には関連イベント等や無料公開日も。
042 art areaproject 2016
SUPER
OPEN STUDIO
11月6日までの土、日曜と祝日に、相模原市と町田市・八王子市の一部のエリアを創作活動の場とする110人以上のアーティストが、作品の制作現場を公開し、各スタジオでは作品展示や公開制作等を実施。
アートラボはしもと(電042・703・4654)では、各自企画の展覧会をする他、バスツアーやトークショー、子供向けワークショップ等も。スタジオ情報を掲載のマップブックも配布。
スタジオにより開催日が異なるので、詳細は同プロジェクトHPで。
相模原市立博物館
12月28日まで、勝坂遺跡発見90周年記念ミニ展示「大山柏公爵の勝坂遺跡初調査」を開催。
大山柏は、明治期軍人として名高い大山巌の次男。本来、父同様に陸軍軍人でしたが、ドイツ留学時に先進的な考古学を学び、本格的に考古学に取り組みました。1926年に、現在の南区磯部の勝坂で発掘調査を行ってから90年。記念事業として、勝坂遺跡出土の勝坂式土器や打製石斧、発掘調査報告書の初版本等を展示します。11月3日は、史跡勝坂遺跡公園で行われる「縄文まつり」に出張展示。