年内は記念事業や企画続く
舞台芸術の発表および鑑賞の場であるホールは、相模大野図書館、相模原南メディカルセンターを備えた複合施設、グリーンホール相模大野として開館し、今年で25周年を迎えます。年内は、ホールや図書館で、記念事業や記念企画が行われます。
文化都市、相模原のシンボルとして建設された相模原市文化会館(相模女子大学グリーンホール。電042・749・2200)は8日に25周年を迎えます。歌、演劇、バレエ等、数々のアーティストを招きました。相模大野駅北口からのアクセスの良さもあり、相模原市民だけでなく、近隣からの来場者も多く、街の繁栄とともに周知されてきました。
5年ごとに記念事業を行ってきましたが、今回は初めて企画展示を実施。14~16日の午前10時~午後7時(最終日は5時)に多目的ホールで、開催したコンサート等のポスターと、これまでに招いたさまざまなジャンルのアーティストのサイン色紙100枚以上を並べます。入場は無料。期間中の来場者に、数量限定で記念品をプレゼント。14日から、ホールや周辺には、25周年フラッグも飾ります。
23日は、午後2時に同多目的ホールで「大人のためのおはなし会inグリーンホール」を開催。25年前の開館当初から行ってきた相模大野図書館主催のイベントを、音楽とともに楽しめます。「セロ弾きのゴーシュ」他を予定。13歳以上が対象で入場無料、150席です。整理券は同ホールと図書館で配布中。 2月15日午後2時からは相模原ジュニア・オーケストラの公演があり、全席自由で700円です。今回は指揮に齊藤一郎、バイオリンに会田莉凡を招きます。
同オーケストラは毎年8月のオーディションで選ばれた同市や近隣都市の小学生~高校生の団体で、今年10周年を迎えます。公演は通常年に1度ですが、3月に同ホールで宮川彬良と神奈川フィルハーモニーとの競演も予定。 25周年の記念事業は、12月まで続き、伝統芸能、クラシック音楽、映画、演劇等を企画しています。「グリーンホールはこんな人を呼んでいると思ってもらえる事業をこれからも行っていきたい」と館長の黒田千尋さんは話します。