26日 リニューアルオープン
1987 年に開館した「相模川ふれあい科学館」が、約1年半の再整備工事を経て26 日にリニューアルオープン。ネーミングライツの導入で、愛称が「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」になり、“親しむ、学ぶ、楽しむ”がテーマの新しい展示や各種プログラムも充実。相模川流域に生息する生物や自然を、生態や映像等の体験型展示で紹介します。
相模川流域に生息する約100種類の生物を観察することができる同館。白い建物の周囲に、エコロジーをイメージさせる木製テラスを新設しました。
館内は生命、川、人、情報・交流の各ゾーンに分かれ、エントランスのシンボル水槽で泳いでいるのは相模川のアユ。川ゾーンには長さ40メートルの巨大水槽「流れのアクアリウム」、生命ゾーンには各種水槽や流域の自然や四季をマップと映像で紹介する「相模川流域ウォッチング」、いろいろな角度から観察できるドーナツ型の「坂道お魚観察水槽」等があります。
飼育員による展示水槽前での生き物紹介「ミニトーク」や「おさかなブランチ」という名称の餌やりショー、さらに身近な材料を使って物作りができる体験コーナー等を毎日実施。また、オープニング期間は「桜色の金魚」が泳ぐマンスリー水槽や、アユをテーマにした特別企画展もお勧めです。「生き物との触れ合いはもちろん、相模川をきっかけにして情報を得たり、交流したり等、いつでも気軽に遊びに来てもらえる場になりたい」と広報マネージャーの挾間雅行さん。
オープニングイベントは、26日午前9時から加山相模原市長によるテープカット等のセレモニーを行います。29、30 日は建物前の庭園でミニSL試乗会等も開催。また、休館前に配布した「さよなら!またね!カード」を持参した人には、記念品をプレゼントします。
入館料は300円、小・中学生100円、65歳以上150円、未就学児無料。購入した日から1 年間は何度でも入館できる年間パスポート900円(小・中学生300円、65歳以上450円)もあります。
相模原市中央区水郷田名1の5の1。開館時間は午前9時半~午後4時半。月曜休館(31 日は開館)。電042・762・2110。