家具店のスタッフがアドバイス
朝晩の気温が下がり秋本番を迎えると、家のインテリアを暖かい秋冬仕様に変えたくなります。家具の入れ替えは難しくても、色や素材を替えるだけで、部屋のイメージはずいぶん変わります。模様替えのポイントを、地元家具店のスタッフに聞きました。

木製家具に同系色のソファを合わせると暖かい雰囲気に
リクライニングソファでくつろぐ
■ルームズ大正堂本店(相模原市南区上鶴間本町9の50、国道16号沿い。電042・747・4411)のインテリアコーディネーター・河原美幸さん
ソファの張地を暖かみのある色に掛け替える等、部屋の中で面積の大きい部分の色を変えると、部屋全体の雰囲気が変わります。
ソファが茶系なら、ラグやカーテンの模様に同系色を入れると、部屋全体がまとまります。
壁の白さが寒々しいなら、絵やタペストリーを飾るとグッと引き締まります。
秋の夜長を過ごすのにお薦めは、リクライニングソファ。背中で押して角度を変えて、読書やDVD鑑賞等シーンに合わせると、くつろぎ感がアップしそうです。1人掛けタイプもあります。

ローソファはこたつにも合わせやすくて便利に使えます
クッションで暖かさを演出する
■村内ファニチャーアクセス相模原店(相模原市南区鵜野森3の50、国道16号沿い。電042・747・1211)の福島聡人さん
リビングで、こたつを使う家庭もあることでしょう。脚の高さを変えられるこたつテーブルは、カバーを掛けたり、周りに脚のないタイプのソファや、出し入れが容易な座椅子を置いたりすれば、洋室でも違和感なくこたつを使えます。
ソファに置くクッションでも、暖かさを演出できます。ギャッベという遊牧民族による手織りのウール素材のクッションカバーは、独特の風合いで暖かみがありお薦め。
棚に飾るフォトフレームの絵や写真を替えることでも、季節感を出せます。