1月12日 ウィンナー・ワルツ・オーケストラ公演
さまざまな分野において、世界で活躍する若手日本人が増えています。相模原市で育った林 理紗さんは、音楽の都といわれるオーストリアの首都ウィーンに在住。今回、フルート奏者としてウィンナー・ワルツ・オーケストラのアジアツアーに参加。来年1月に開催される町田公演が、初の地元での凱旋(がいせん)公演となります。
林さんが初めてフルートに出合ったのは、地元の相模原市立谷口台小学校の吹奏楽団でのこと。「キラキラして素敵な楽器だな」と思ったことがフルートを選んだ理由でした。小・中学校の頃、演奏会やコンクールに挑戦した相模女子大学グリーンホールの舞台裏での緊張感や「頑張ろうね」と仲間と励ましあったことを今でもよく覚えています。その頃、遊びに行った相模大野中央公園には、今でも帰省した時に散歩に行くそうです。
音楽系の高校に進学しながらも「自分が演奏家になるのは遠い夢だった。今まで出会った人々に支えられて、今の自分がある」と林さん。
今回の公演の意気込みについて「地元公演ということで、嬉しいです」。また、関東圏でも数公演が開かれるので「新年にふさわしい華やかな公演になるよう、精一杯頑張ります」とも。
「NEW YEAR2017ウィンナー・ワルツ・オーケストラ?宮殿祝賀コンサート」が町田市民ホールで、来年1月12日午後2時に開演します。
シュトラウス作曲の「美しく青きドナウ」「皇帝円舞曲」等で、きらびやかな舞踏会の世界を繰り広げます。 全席指定6000円が読者割引で5500円に。チケットはショパチケ(電0570・007・677)まで。