インターネット宅配サービスも予定
日本工業規格が新たに制定・公示され、今年殊素材の衣類や染み抜き等のクリーニングは、専門店に任せたいもの。2014年、衣類の取り扱い絵表示に関す12月から衣類等の洗濯の絵表示が変更されます。特殊なウエットクリーニング記号等を追加。地元にあるクリーニング店では、新規格に対応する準備を始めています。
町田市木曽東2の6の1、クリーニングショップ サクマ(電042・722・3976)と、同森野4の7の21、サクレ クリーニング(電同727・8728)は、サクマ2階に自社工場を持つクリーニング店です。
昨年夏に同工場が、ファッションとクリーニングの分野で繊維製品のデザインや品質を維持・復元について研究する団体、日本テキスタイルケア協会に加入。自社のシステムが同協会推進の水洗い、ウエットクリーニングの基準をクリア。服の品質を損なわないクリーニングを目指しています。同協会に入会したことで、素材や加工に関する知識や情報が得られるようになり、同協会のネットワークを通し、メンテナンスの専門家を探すことができ、取次窓口にもなります。
クリーニング師の資格を持ち、同店代表の佐久間由美子さんは「染み抜きについては相談してほしい」と話します。染み抜きの処理方法は衣類の素材、染みの種類、経過時間によってさまざま。「染み抜きは、常に新しい状況への挑戦。慎重に作業します」。クリーニング店とうまく付き合うこつについて「仕上げの状態をイメージに近づけることができるよう要望をしっかり伝えることが大切」と話します。
今後はインターネット宅配クリーニングサービスを開始する予定。インターネットから予約することができ、専門知識を持つ担当者が訪問してクリーニングと保管を受け付け。玄関先で衣類の状態を確認できることがメリットです。